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事件番号等

平成２９年（行ケ）第１０１０６号　審決取消請求事件

裁判年月日

平成３０年１０月２５日

担当裁判所

知的財産高等裁判所（３部）

権利種別

特許権（「シリコーン・ベースの界面活性剤を含むアルコール含有量の高い発泡性組成物」）

訴訟類型

行政訴訟：審決（無効・不成立）

結果

請求棄却

主文

1. 原告の請求を棄却する。
2. 訴訟費用は原告の負担とする。

趣旨

1. 特許庁が無効２０１６－８０００６７号事件について平成２９年４月１１日にした審決を取り消す。

取消事由

1. 取消事由１（明確性要件適合性の判断の誤り）
2. 取消事由２（実施可能要件適合性の判断の誤り）
3. 取消事由３（サポート要件適合性の判断の誤り）
4. 取消事由４（本件発明と甲１発明及び甲１方法発明との同一性判断の誤り）
5. 取消事由５（甲７に基づく容易想到性判断の誤り）

裁判所の判断

• 原告が主張する取消事由はいずれも理由がなく，審決に取り消されるべき違法があるとは認められない。よって，原告の請求を棄却することとし，主文のとおり判決する。

キーワード

進歩性・先願発明との同一性（相違点の判断）／特許請求の範囲の記載要件（サポート要件，明確性）／明細書の記載要件（実施可能要件）