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事件番号等

平成２９年（行ケ）第１００８１号　審決取消請求事件

裁判年月日

平成３０年５月２４日

担当裁判所

知的財産高等裁判所（３部）

権利種別

特許権（「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」）

訴訟類型

行政訴訟：審決（無効・不成立）

結果

請求棄却

主文

1. 原告の請求を棄却する。
2. 訴訟費用は原告の負担とする。

趣旨

特許庁が無効２０１６－８０００６５号事件について平成２９年３月１６日にした審決を取り消す。

取消事由

(1) 取消事由１（無効理由１及び２における甲２発明１及び２の認定の誤り）及び取消事由２（無効理由１及び２における本件発明と甲２発明１及び２との相違点の認定の誤り）
ア 取消事由１（無効理由１及び２における甲２発明１及び２の認定の誤り）
イ 取消事由２（無効理由１及び２における本件発明と甲２発明１及び２との相違点の認定の誤り）
(2) 取消事由３（無効理由１の判断における本件発明と甲２発明１及び２との相違点についての判断の誤り）
ア 仮に，本件発明と甲２文献に開示された発明との間に，本件審決が認定した相違点１，２及び５並びに相違点Ａ，Ｂ及びＥが存在するとしても，それら相違点についての本件審決の判断は，以下のとおり誤りである。
イ 取消事由３－１（本件発明１～３と甲２発明１との相違点１についての判断の誤り）
ウ 取消事由３－２（本件発明１～３と甲２発明１との相違点２についての判断の誤り）
エ 取消事由３－３（本件発明１～３と甲２発明１との相違点５についての判断の誤り）
オ 取消事由３－４（本件発明４～６と甲２発明２との相違点Ａの判断についての誤り）
カ 取消事由３－５（本件発明４～６と甲２発明２との相違点Ｂの判断についての誤り）
キ 取消事由３－６（本件発明４～６と甲２発明２との相違点Ｄの判断についての誤り）
(3) 取消事由４（無効理由２の判断における本件発明と甲２発明１及び２との相違点についての判断の誤り）
ア 取消事由４－１（本件発明１～３と甲２発明１との相違点１の判断についての誤り）
イ 取消事由４－２（本件発明１～３と甲２発明１との相違点２の判断についての誤り）
ウ 取消事由４－３（本件発明１～３と甲２発明１との相違点５の判断についての誤り）
エ 取消事由４－４（本件発明４～６と甲２発明２との相違点Ａの判断についての誤り）
オ 取消事由４－５（本件発明４～６と甲２発明２との相違点Ｂの判断についての誤り）
カ 取消事由４－６（本件発明４～６と甲２発明２との相違点Ｄの判断についての誤り）

裁判所の判断

• 原告の請求は理由がないからこれを棄却することとし，主文のとおり判決する。

キーワード

進歩性（引用発明の認定，相違点の認定，相違点の判断）／阻害要因