事件番号等 |
平成29年(行コ)第10003号 是正処置命令等義務付け請求及び法律構成の矛盾等是正控訴事件 |
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裁判年月日 |
平成30年2月27日 |
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担当裁判所 |
知的財産高等裁判所(第1部) |
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権利種別 |
著作権(音楽の著作物) |
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訴訟類型 |
民事訴訟 |
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結果 |
控訴棄却 |
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主文 |
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趣旨 |
別紙控訴状写しの「控訴の趣旨」記載のとおりであり,要するに,本件各訴えを却下した原判決を取り消した上で,控訴人は,放送事業者と一般社団法人日本音楽著作権協会(以下「JASRAC」という。)との間の包括的な許諾による利用許諾契約(以下「包括許諾契約」という。)に基づく音楽著作物の使用料の徴収方法に多大な誤りがあり,その誤りの要因が著作権法の条文の誤りにあるなどと主張して,原審における請求と同様に,被控訴人に対し,法務大臣を処分行政庁として,法務省,文化庁,公正取引委員会及びJASRACに対する包括許諾契約に基づく徴収方法の是正処置命令を発することの義務付け(請求の趣旨第1項)を求めるとともに,法務省を処分行政庁として,公正取引委員会及びJASRACに対する包括許諾契約に基づく徴収方法の排除,除去,及び著作権法改正の是正処置命令を発することの義務付け(同第2項)を求めるものと解される(控訴の趣旨第3項)。 |
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裁判所の判断 |
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キーワード |
包括許諾契約/著作権法改正の是正処置命令を発することの義務付け/処分行政庁 |
判決文