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事件番号等

平成２８年（行ケ）第１０１１９号　審決取消請求事件

裁判年月日

平成２９年８月３日

担当裁判所

知的財産高等裁判所（第２部）

権利種別

特許権（「ワイパモータ」）

訴訟類型

行政訴訟：審決（無効・不成立）

結果

請求棄却

趣旨

1. 特許庁が無効２０１５－８００１７６号事件について平成２８年４月２６日にした審決を取り消す。
2. 訴訟費用は被告の負担とする。

取消事由

1. 審理不尽・手続違背
   (1) 審理不尽
   (2) 手続違背
2. 本件発明の認定の誤り
3. 甲２及び甲３に記載された事項についての認定の誤り，相違点４の認定の誤り
4. 相違点２及び３についての判断の誤り
5. 相違点４についての判断の誤り
6. 進歩性の判断についての誤り等
7. 明確性要件，サポート要件についての判断の誤り

裁判所の判断

• 原告の主張する取消事由のうち，取消事由４～６には理由があり，その誤りは，審決の結論に影響を及ぼすものであるから，審決は，取消しを免れない。

キーワード

進歩性（発明の要旨認定，相違点の認定，相違点の判断）／特許請求の範囲の記載要件（サポート要件，明確性）／手続違背（特許法１３１条の２）