平成28年(ワ)第35763号 特許権侵害差止請求事件:会計処理装置,会計処理方法及び会計処理プログラム
事件番号等
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平成28年(ワ)第35763号 特許権侵害差止請求事件
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裁判年月日
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平成29年7月27日
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担当裁判所
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東京地方裁判所(民事第47部)
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権利種別
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特許権(「会計処理装置,会計処理方法及び会計処理プログラム」)
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訴訟類型
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民事訴訟
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結果
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請求棄却
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趣旨
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- 被告は,別紙被告製品目録記載の製品を生産し,又は使用してはならない。
- 被告は,別紙被告製品目録記載の製品を廃棄せよ。
- 被告は,別紙被告方法目録記載の方法を使用してはならない。
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争点
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- 文言侵害の成否(争点1)
構成要件1C,1E,1F,10B,13C,13E,13F,14C,14E及び14Fの充足性
- 均等侵害の成否(争点2)
- 被告製品及び被告方法の特定の適否(争点3)
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裁判所の判断
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- 被告方法は構成要件13C及び13Eを充足しない。
さらに,原告は,被告製品1が本件発明1及び10の技術的範囲に属し,被告製品2が本件発明14の技術的範囲に属するとも主張するが,上記と同様の理由により,被告製品1は構成要件1C,1E及び10Bを充足せず,また,被告製品2は構成要件14C及び14Eを充足しない。
- 被告製品1,2並びに被告方法については,均等侵害も成立しない。
- よって,その余の点について検討するまでもなく,原告の請求はいずれも理由がないからこれらを棄却する。
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キーワード
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構成要件充足性/均等侵害
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判決文